ひきこもり女子会

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ひきこもり状態や対人関係の難しさを感じているなど、様々な生きづらさを抱えている女性自認の方を対象に「ひきこもり女子会@パルシステム」を東京や埼玉のパルシステムの会議室で開催しています。

一般社団法人ひきこもりUX会議(以下、UX会議)の協力を得て、2018年度に東京、埼玉でそれぞれ1回開催、2019年からは当事者のボランティアとウィズスタッフとで当事者会を定期的に自主開催しています。
新型コロナの影響で予定していた企画を延期や中止することもあり、開催回数は少なくなりましたが、これからも継続していく予定です。

「ひきこもり女子会」には、主婦やパートをしている方などの参加も増えています。完全にひきこもっているのではなく、「社会の中での生きづらさ」や「居心地の悪さ」を常に感じていてつらいという方が多くいます。参加者からは、女子会に来ると同じような思いを抱える人と話ができるので安心するなどの感想が多く寄せられています。

2019年に内閣府が行った40代以上でひきこもり状態にある人の実態調査で、これまで調査対象に入っていなかった主婦(主夫)も対象になり、その割合は全体の12.8%と報告されました。
またUX会議が行った2019年度調査の当事者回答では、ひきこもっているのがつらい58.1%、生活に困窮している48.8%、急な病気でも頼れる人がいない28.3%という結果が報告されています。

安心して参加できる居場所や相談先が大切であることから、「ひきこもり女子会@パルシステム」を継続し、社会とつながりなおす人を増やしていきたいと考えます。

パルシステムのホームページにUX会議との出会いや、女子会が開催されるまでの経緯、スタッフの皆さんの思いなどが綴られています。
「どんな会なのかな?」と気になった方は、のぞいてみてください。

【参加者アンケートより】

  • こういう生きづらさを抱えた人々と会える場所があると、ひとりではないと思えて力をもらえる。
  • 50代以上の専業主婦の生きづらさのようなことについて話したのですが、これは特別なことではなく普通にあることなのだと改めて思った。

参加者属性【2019年度参加者アンケートからのデータ】

職業別グラフ
職業等の状況
年代別グラフ
年代

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