
理事長 渡邊 たかし
今、世界では大国と呼ばれる国々が、自国第一、軍事での抑止力至上主義を掲げ、自分達さえ良ければという道を争うように走っています。そこでは、「領土」、「資源」、「お金」を奪いあい、「いのち」は代替え手段になっているように思えてなりません。協同組合は、これまでも時代の移り変わりに影響を受けてきましたが、平和を目指す理念は変わらずに貫いてきました。昨年の国際協同組合年で協同組合は、その理念・取り組みが評価され、より良い世界をつくることができる存在として期待されました。改めて、協同の力で、いのちを大切にする社会を目指していきたいものです。
2026年度、くらしサポート・ウィズは、前身の生活サポート生協・東京の創立から20年、一般社団法人くらしサポート・ウィズの設立から10年の節目を迎えることが出来ました。これまでご支援いただいた皆様には心より感謝を申し上げます。
2025年度は、「協同の深化」を意識した協同組合・関連団体との連携による「相談事業」「居住支援事業」「若者支援事業」の3事業の推進とともに、3事業が「地域福祉政策(パルシステムグループ)」の中に明確に位置づけられ活躍の場が広がりました。くらしサポート・ウィズの相談事業、居住支援事業、若者支援事業を通じて行っていることは、つながりづくりと人材育成です。経済、社会、個人が様々な困難を抱える現在、人や組織を活動や交流・研修により「ともに育つ」課程に私達の学びや事業の広がりがあると考えています。
今年度は「協同」の深化とともに、「相談」「居住」「若者」の3つの視点でくらしの課題に寄り添った取り組みを行うことを基本方針とし、各部門の専門性を高め、他団体と連携しながら事業を展開していきます。これからも皆様と、更につながりを深めて参りたいと願っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
2026年6月




