くらしサポート・ウィズの関連団体の新着記事のご紹介 のんびる3・4月号

特集:始める 続ける シェアする小さなお店

およそ70年間、地域の人たちから親しまれてきた個人商店。
その大切な存在が店じまいすることに。
「不便なふるさとを、子どもたちに残したくない」。
自宅でパン屋を営む女性が、地域の仲間の助けも借りながら、お店を引き継ぎました。

ある日のゆの商店

柚野商店(静岡県富士宮市)

<富士のお山と玄米だんご>

JR身延線の西富士宮駅からバスで15分。
富士山を眺めながら峠を越えると、棚田と集落が見えてきました。
富士宮市柚野地区です。
バスを降りると「柚野商店」店主の平野映子さんが出迎えてくれました。
お店の休憩スペース「すわろうの庭」で、焼きたての玄米だんごをいただきながら、さっそくお話を伺います。

「このスペースは昔、ガソリンスタンドでした。
ツバメが巣をつくるので、『スワロー』と『座ろう』にかけたんです。
富士山がきれいに見えるので、ドライブで来る方も多いです。
そこでお土産にできる名物として考えたのが、静岡県産の自然栽培米を使った玄米だんご。
店内で焼いて、できたてを提供しています」

柚野地区の人口は約2000人。子育て世帯も少なくありません。
しかし、食料品と日用品が買えるのは、「遠藤さん」の名で呼び親しまれた「デイリーヤマザキ遠藤昭次商店」ただ一軒。
かつては柚野地区に個人商店が数軒ありましたが、車で大型店に買い物に行く人が増え、姿を消したのです。
その「遠藤さん」も、2021年に閉店が決まります。
そこで名乗りを上げたのが、平野さんでした。

左より鈴木光夏さん、平野映子さん、今永真理恵さん 
写真/濱田研吾

続きは『のんびる』2024年3・4月号 
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